ドローンの国家資格は必須なのか?

「自分はそもそも資格の取得が必要なのか?」
「申請が必要な飛行をすることもあるから、自分は2等に当たるのかな?」

はっきりとわからず不安に思われる方が多くいらっしゃると思います。

少なくとも3年後には,国家資格なしではドローンの飛行は難しくなると考えます.
以下,出展もとです.

HP 掲載講習団体が発行する民間技能認証については個別の飛行毎の許可・承認の操縦者の技量審査のエビデンスとして活用しておりますが、現時点の想定としては、本年 12 月 5 日の3年後をもって、飛行申請時のエビデンスとしての活用を取りやめることとしております。(民間技能認証のみを取得されている場合は、申請書類の省略が認められない運用に変わります。)
出典:国土交通省

このように,操縦ライセンス制度開始から3年後にはそうした優遇措置は終了予定と国土交通省は考えているようです.

民間資格を取得するという選択肢も一応あり

「国家資格が施行されてから申し込んだ方がいいのでは?」いえいえ、今取る方がメリットがあります。

①受講時間が短くコストも安くなる
②国家資格の講習を優先的に受けられる
③少しでも早くドローンの仕事ができる

二等無人航空機操縦士の取得を考えている方でも、民間ライセンスをお持ちの方なら学科及び実地の一部が免除になる為、最短1日で講習が終了し日帰りでの講習も可能です。

未経験者の方は最低でも3~4日間は掛かり、現在の民間スクールにて設定している受講料よりも値段が高くなり且つ受講時間も長くなります。 よって民間ライセンスを取得していると試験及び講習の一部を免除できる為「更新」という形で講習費用も抑えることが出来いち早く取得てきます。各スクールでも一度の講習で受けられる人数には制限がある為、民間資格を取得している方が優先される可能性が高いです。実際ドローンの仕事をされている方は初年度に申し込みが殺到すると予想され無資格者の方は、講習の予約が中々取りづらいことが予想されます。

民間資格を取得している人は国家資格を取得すべきか

過去国土交通省HP記載のスクールを卒業して、本機構のドローン操縦士をはじめとした「ドローンの民間資格」を取得している方も多いと思います。

この民間資格は、現状特定飛行の申請が簡略化されるというメリットがあり「行える飛行」という意味では、2等ライセンスと同様です。
※後述しますが、2等ライセンスは特定飛行のうち一部の飛行方法で許可承認が不要になりますが、それ以外の特定飛行では民間資格同様、許可承認が必要です。

ただ、すぐ上でお伝えした様に3年後には民間資格の上記の優遇措置は終了します。

また、民間資格を保持している方が国家資格を取得することで

  • ドローンビジネスを行う上での技術証明
  • 土地管理者への飛行許可の取得が行いやすくなる
  • 講習を受けることによる追加の知識/技能習得
    というメリットがあります。

    さらに、後述しますが、ドローンの民間資格保持者は「経験者」枠として、通常より安価に国家資格取得のための講習を受けられます。

    そのため「ドローンで特定飛行を行いうる方」「ビジネスでドローンを使う方」は特に、現在民間資格を保持していても、国家資格を取っておいた方が良いと私たちは考えています。

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